12月の声を聞くと、そろそろ年賀状を作らなきゃと、毎年お出しする人の顔を思い浮かべては、写真を選んでいます。
お正月の挨拶として1年に1度、年賀状でしか連絡をとらない人もいます。
何年、何十年お会いしていなくても、年賀状をいただくと嬉しいものです。
義父は、もう文字を書くのが面倒になり、嫁の私が代筆して何年にもなりますが、毎年届く年賀状をとても楽しみに大切にしています。
結婚して子供ができた甥や姪から届く、家族の写真の年賀状を、にこにこしながら眺めています。
年始の礼儀としてやっぱり年賀状のことは知っておきたいですよね。

フクちゃんフクちゃん

今回は、年賀状の起源や出す時期はいつからいつまでなのか、更にマナーと書き方についてのお話しです。
今年の年賀状は、一味違いますよ。

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年賀状の起源

1年の初めに家族や知人の健康を祝い、1年の平和を願うのは昔も今も変わりません。
年賀状という形で挨拶状を送る風習は、いつからどんなふうにはじまったのでしょう。
年賀状の起源は、平安時代にありました。
日本最古の年賀状というのが、平安時代の藤原明衡が作った手紙の文例集『庭訓往来』の中に、正月の「春の始めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候」(春始御悦向貴方先祝申候訖)という文例があります。
またその頃から、年の始めにお世話になった人や親族の家に挨拶に伺う「年始回り」という習慣が始まりました。

江戸時代には人間関係も広がり、挨拶をお宅に伺わずに、書状で済ませることも増えていきました。
そこで、この書状を届けるために、当時は飛脚が大活躍したのです。
現在の郵便屋さんや宅配便ですね。
流通が発展すると文化も発展します。
また、当時は玄関に「名刺受け」というものを取り付けて、不在の時には、お祝いの言葉や挨拶代わりに、名刺を入れるという形をとるようになりました。
現在の郵便受けですね。留守でも挨拶に来た痕跡を残したのです。
このように、年始回りをしないで、書状や名刺を届けて、訪問の挨拶に代えたものが年賀状の起源だといわれています。

年賀状の時期はいつからいつまで?

   
年賀状は、年が明けた1月1日から1月7日(松の内の期間内)に届けるようにします。

全国の郵便局では、毎年12月15日から「年賀特別郵便制度」がスタートします。
これは、12月25日までに投函された年賀郵便であれば、翌年1月1日(元日)に配達されるという特別な制度です。
確実に元旦に届けたい場合は、12月25日までにポストに投函するようにしましょう。

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年賀状のマナーと書き方

そんな年賀状にもマナーがあります。基本的なマナーを7つ載せました。マナーに注意しながら年賀状を作りましょう。

①賀詞

賀詞は、本来お祝いの言葉のことですが、新年を祝う語句を指して特に「賀詞」と呼びます。
「迎春」など、漢字一文字・二文字の賀詞は、目下の人へ新年を祝う意味で使われます。
目上の人への年賀状には、謹んだ気持ちやへりくだった意味の文字や言葉を含んだ、四文字の賀詞や、文章の賀詞を用いましょう。

②喪中の返事

年賀状を、毎年送っていた人から喪中はがきが届いたら、その年はその人へ年賀状を送るのをやめます。もちろん、そのまま何も送らなくてもいいのですが、年始の挨拶や近況報告は、1月7日が過ぎてから寒中見舞いとして送るのが丁寧です。

③寒中見舞い

年賀状を送っていない相手から年賀状が届いたら、すぐに返事を書いて投函するのがマナーです。返事がすぐに書けない場合で、相手の手元に届くのが7日を過ぎてしまう場合は、寒中見舞いを書きましょう。寒中見舞いは、余った年賀状を使ってはいけません。普通の白いはがきや絵入りのはがきを使用します。

④忌み言葉

不吉なことを連想させる「忌み言葉」は、使用しません。年賀状では、「別れる」「離れる」「失う」「倒れる」「衰える」といった言葉や、「去年」という言葉は避けます。「去」には「別れる」「離れる」といった意味があるので、「昨年」「旧年」などと表記しましょう。

⑤句読点

「、」や「。」は、文字をうまく読めない人のために、読みやすいように付けたそうです。
年賀状には一般的に使用しません。文章が長くなるときには、改行やスペースを使いましょう。

⑥重複

同じ意味の言葉が重複しないようにしましょう。
たとえば、「新年あけましておめでとう」は、新年は=年があけたということです。
年号で「一月一日 元旦」は、「元旦」は1月1日の朝を表しますので、「○○年 元旦」が正しい使い方です。

⑦修正

ペンや筆で文字を間違えたら、新しいはがきに書き直すのが礼儀です。訂正の線や修正液で修正した年賀状を送るのは失礼です。

次は、年賀状の基本的な文の作り方をお話ししますね。

年賀状の書き方の基本

  1. 文頭に「謹賀新年」などの賀詞を大きめに書きます。
  2. 無事の越年を喜ぶ言葉・日頃のお付き合いへの感謝・近況報告などを簡潔に書きます。
  3. 今後の指導や変わらぬ親交を願います。
  4. 相手の健康・幸福や繁栄を祈ります。
  5. 日付は年号から書きます。西暦でもかまいません。
  6. 一言の添え書きは、小さめの字で短くまとめましょう。

まとめ

今回は、日本ならではのお正月の習慣である、
「年賀状の起源に迫る!時期はいつからいつまで?マナーと例文も」についてお話してきました。
年賀状の起源は平安時代にありました。
年賀状の期間は、1月1日から7日までです。
マナーもいくつかありました。マナーを守って、大人として恥ずかしくない年賀状を作りたいものです。
最近は、年始の挨拶を、年賀状ではなくメールやSNSなどで済ませる人も多くなったようです。その方が、堅苦しくなくてきっと若者には手軽なのでしょう。このままだと年賀状文化は無くなってしまうのかと思ったりします。
現代の飛脚はインターネットになったのでしょうか?

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