
私は、何を隠そう、典型的な片頭痛持ちです。
天候が雨の時や、それ以外でも時々、左側頭がズキンズキンします。
しかも前兆があって、視野が一部見えなくなったり、ガラスの断片のギザギザな光が現れたり、その後吐き気を伴う片頭痛がやってきます。
早いときは2~3時間で治りますが、長いと3~4日続きます。頭痛ってホント嫌ですね。

今回は、雨の日に頭痛になりやすい理由や、頭痛の対処法と予防法についてお話ししましょう~!
女性は特に頭痛で悩んでいる人が多いみたいです。参考にしてみて下さい。
雨の日に頭痛になりやすい理由は?
そういえば、天気の変わり目とか雨の日に、頭痛になる事が多いような気がしますね。
なぜ雨の日なのか、その原因についてお話ししましょう。
次の2つの原因があると言われています。
①低気圧による血管の拡張
雨と頭痛は意外にも密接な関係があるようです。
頭痛の原因のひとつは、どうやら気圧の変化のようです。
気圧が高い時は人体にも圧力がかかり、血管も押さえられていますが、雨になって気圧が低くなると、押さえられていた血管が拡張し、神経を刺激して頭痛が起こります。
頭痛が起こる原因は、頭の血管が収縮した後に、拡張して神経が刺激されるためです。
②自律神経の乱れ
もうひとつ、天候が悪くなると自律神経の働きが乱れて、頭痛などの体調不良を引き起こすとも言われています。
普通、昼間に活発になるのが交感神経で、夜に活発になるのが副交感神経ですが、雨の日は、昼間でも副交感神経が優位に働きます。
このように神経のバランスが崩れるのが「自律神経の乱れ」です。
頭痛以外にも、肩こりや腰痛、血圧の低下や気分が優れないなどといった症状が現れる人もいます。
頭痛には、天候が大きく関係しているようです。よく「雨になると古傷が疼く」なんてことを聞いたことがありますが、「雨になると頭が痛む」という事なんですね。
頭痛の対処法
頭痛は、時と場所を選ばずやって来ます。急な頭痛は本当に困ります。
それでは、頭痛が始まったらどうすればいいか、4つの対処法についてお話ししますね。
①頭の痛い部分を冷やす
頭の痛む部分を冷やすことが基本のようです。
痛む部分を冷たいおしぼりなどで冷やすと、広がった血管が収縮して、痛みが和らぎます。
②お茶やコーヒーなどカフェインを含んだ飲み物を飲む。
コーヒーやお茶に含まれるカフェインには、膨張した血管を収縮させる効果があります。
③暗く静かなところで休む
暗く静かなところで、横になって休みましょう。
④市販の薬を飲む
頭痛薬には、たくさんの種類の薬があります。症状に合わせて薬剤師さんに相談して服用しましょう。ひどい場合は、内科のお医者さんに相談してください。
このように、痛みの対処法を知っていると便利だと思います。頭痛が始まったら、「冷やす・カフェイン・休む・薬」と憶えましょう。
頭痛にならないための予防法
雨の日に頭痛になるとわかっていたら、天気予報をこまめにチェックして、気圧が変わる前に予防をしましょう。日常でも予防は大切です。
①市販の鎮痛剤・頭痛薬などを飲む
症状が起きる前、または起こり始めたばかりのときに飲むのが、一番効果的です。
②お茶やコーヒーなどカフェインを含んだ飲み物を飲む。
対処法でも述べましたが、コーヒーやお茶に含まれるカフェインには、膨張した血管を収縮させる効果があるので飲みましょう。
③糖分を補給
血糖値が下がると、頭痛が起こりやすくなります。空腹状態にならないように、甘いもの(糖分)を、補給をしてください。
④自律神経のバランスを整える
規則正しい生活を心掛け、睡眠と栄養をしっかり摂るようにしましょう。ストレスも頭痛の原因になるようです。
⑤マグネシウム(Mg)を摂取する。
マグネシウムには血圧が低い場合は上げて、正常に保つ効果があります。
大豆、豆腐、味噌、納豆、きなこ、あおさ、ひじき、アーモンド、ごま、干しえび、するめ、玄米などに豊富に含まれています。
このように、普段の生活の中で、予防できることはしっかりやっておきましょう。「薬・カフェイン・糖分・生活・Mg」と憶えましょうか。これで、少しでも頭痛の痛みから解放されればありがたいですよね。
まとめ
今回は、「雨の日に頭痛になりやすい理由は?頭痛の対処法は?予防法は?」についてお話ししてきました。
頭痛は、気圧による血管の拡張が関係している事。
頭痛は持病だからとあきらめずに、天気予報などをチェックしたり、カフェインを摂ったり、薬を常備したり、日常生活を規則正しく、マグネシウムを意識した食事をすることで予防できそうです。
頭痛に悩む、たくさんの人々がこの記事を読んで、どうか救われますように。