歓送迎会や、友人との飲み会、同窓会、新年会や忘年会。
社会人になると、機会が多くなるのが飲み会です。
楽しい時間を過ごして、ついつい飲みすぎてしまい、次の日頭が痛い・・・なんてことは、経験ありませんか?
お酒は人間関係の潤滑油とまで言われることもありますので、なかなか社会人になるとお酒は避けては通れない道です。
なんとかお酒ともうまく付き合っていきたいですよね。
お酒とうまく付き合うためには、いろいろなコツがわかってきています。
そこで今回は、二日酔い対処としていくつかのコツを紹介します。
身近なコンビニを利用しての対処法も必見です。
二日酔いに効く食べ物は?
二日酔い対策では、飲んでる最中から対策をすることが肝心です。
お酒を飲む前に、なにかを食べることでアルコールが胃に吸収されるスピードを緩やかにすることができます。
また、お酒を飲んだあとの食べ物にも気を付けましょう。
食べ物によっては、二日酔いを悪化させかねません。
それでは、二日酔いになってしまったら、どのようなものを食べるようにすれば良いでしょうか。
シジミ
良く聞くのが、シジミですね。
シジミはオルニチンという成分が二日酔いを改善し、肝機能を高めてくれる効果があります。
朝二日酔いで食欲がないときでも、シジミの味噌汁であれば水分補給もできますので、効果的です。
柿
柿も二日酔いに効果が期待できるといわれています。
ビタミンCと果糖が豊富で、柿に含まれる果糖はアルコールを効率的に分解してくれます。
柿の渋みの元にもなっているシブオールという成分は、アルコールの吸収を阻害し、ビタミンCとの相乗効果でアルコールの分解・排出が促進されます。
さらに、アルコールデヒドロゲーゼという酵素も含まれ、これもアルコール分解を助ける働きがあります。
卵
朝に卵を食べることも、二日酔いの改善をしてくれます。
卵黄に含まれるシスティンは二日酔いの原因となる物質を分解し、白身は肝臓の機能を回復することができます。
アロエやアボカド
アロエも、アロエチン、ミネラル、アミノ酸が肝臓の代謝を促進し、アボカドも肝機能の働きを正常にしてくれます。
ハチミツ
二日酔いで頭痛に悩んでいるときは、蜂蜜がおすすめです。蜂蜜は頭痛を改善してくれる効果があります。スプーン1杯程度でも、十分な効果が見られます
二日酔いから早く復活しよう!
二日酔いは、アルコールの飲みすぎによる脱水状態が一番の原因です。
アルコール類には利尿作用があるため、尿として水分を外に出してしまいます。
二日酔いの状態は、水分不足でカラカラな状態になっていますので、まずは水分補給を行うことが重要です。
それではどのようなものを飲むのが良いでしょうか。
特におすすめなのが、吸収が良いスポーツドリンクです。
塩分や糖分が含まれており、二日酔いのときは胃が荒れていることが多いので、真水より塩分が入っていたほうが胃にやさしく、刺激も少ないです。
さらに、糖分も尿の排出に伴って不足していることが多いため、スポーツドリンクで糖分を取ることは理に適ってますね。
吐き気や胃もたれを起こすこともあるでしょう。
アルコールは胃を刺激して、食べた物を消化するための胃酸の分泌を促します。
この胃酸は強い酸性で、胃の粘膜がアルコールの刺激で弱っている場合、不快な症状を引き起こします。
胃もたれや吐き気の症状がきついときには、やはり胃薬を頼りましょう。
胃酸を抑える制酸薬が有効です。
また、整腸剤や吐き気止めの薬も良いでしょう。
二日酔いの解消法で、熱めのお湯に入って、アルコール成分を汗で抜く、というやり方をしている方もいらっしゃいますね。
しかし、これは危険です。
ただでさえお酒で火照った体がさらに温められるとのぼせてしまいます。
二日酔いの症状が出ているときは、体の血液はアルコールの成分でドロドロになっています。
それをゆっくりとサラサラな状態にするためには、ゆっくりとぬるま湯につかって、体に負担をかけないようにしてアルコールを飛ばしましょう。
コンビニで手軽に二日酔いを対処しよう!
居酒屋があるようなところでは、コンビニも近くにあると思います。
また、二日酔いになったときでも、会社に行く前にコンビニに寄ることはできますよね?
コンビニで手軽に調達できるものを、いくつか紹介します。
トマトジュース
ビールとトマトジュースの組み合わせのレッドアイ、ウォッカとトマトジュースのブラッディメアリーなど、トマトジュースとお酒の組み合わせはいくつかあります。
このトマトですが、アルコール摂取時の血中アルコール濃度を下げる効果や、アルコール代謝スピードをアップさせる効果があることがわかっています。
お酒と混ぜて飲むのが好きではない人も、お酒を飲む前にトマトジュースを飲んでおくと、大変効果的です。
フルーツ
コンビニで生のフルーツをそのまま売っていたり、カットされて詰め合わせになったものなどが売られています。
アルコールの分解には糖が大量に消費されるため、フルーツで果糖を摂取することは、肝臓の働きを助けることになります。
特におすすめなのがグレープフルーツジュースです。
グレープフルーツには果糖やビタミンCのほかに肝機能を高め、胃腸の粘膜を守ってくれるクエン酸が含まれていますので、二日酔いを防いだり、二日酔いからの早期回復の効果が見込まれます。
コーヒー
アセトアルデヒドの排出のために、利尿効果のあるカフェインを摂ることも効果的です。
その場合、脱水症状が心配されるので、コーヒーを飲んだらお水も余計に飲むか、すでに脱水の症状を感じるようであれば、カフェインは控えて水分摂取を優先しましょう。
また、カフェインには血管を収縮する作用があるので、アルコールのせいで偏頭痛が悪化しているという方には、コーヒーの効果が高いようです。
まとめ
お酒とうまく付き合う方法、いかがだったでしょうか?
今回は、二日酔いを中心に対策をご紹介しました。
今までつい飲みすぎて次の日頭が痛い・・・そんな方には、役に立つ内容だったのではないでしょうか?
ちょっと気にするだけで対策ができるものを今回は集めてみましたので、まずはお試しください。
効果が実感できるようであれば、ぜひ継続して行ってみてくださいね。
ただし、対策があるから、といっても過信は禁物です。
できれば、二日酔いにならないよう、お酒の量をうまくコントロールできると良いですね!