梅雨の時期は湿度が高くじめっとした日が続くかと思えば、肌寒い日もあったりと日ごとに寒暖の差が激しいのが特徴です。
身体がだるくなったり、気分の落ち込みや食欲が低下したりと、梅雨バテの症状に悩まされることも多くなりがちです。
冷えやダルさからくる不調の予防は、毎日の食事のちょっとした工夫で乗り切りましょう。
また、暖かくなり虫たちの活動も活発になります。
梅雨になると、湿度があがり、特定の害虫にとっては過ごしやすい環境が整うことになります。
害虫は快適な生活の妨げになります。
害虫の防止も考えつつ、どのように梅雨を楽しめるのか見ていきましょう。
今回は梅雨の時期の食事や害虫について見ていきましょう!
また、なかなか外出ができない梅雨時期の楽しみ方も紹介します。
梅雨はこの食材・食事で乗り切る! 梅雨バテ対策!
気温や湿度が大きく変化する梅雨時、体温調節や発汗作用がうまく働かず、だるさを感じたり、おなかをこわしたりもします。
そんな時に食べたいものが梅干し。
クエン酸などが豊富に含まれているほか、塩分が身体を引き締めてくれる効果もあります。
梅干しには強力な殺菌作用もあり、食中毒の起こりやすい梅雨の時期には最適です。
クエン酸は、お酢やレモンやグレープフルーツにも入っています。
クエン酸を積極的に摂って、梅雨対策をしましょう!
また、ビタミンやミネラルが不足すると、身体はストレスと戦えず、イライラしたり疲労物質が分解されずに、疲れやダルさを感じるようになります。
それを解消するためには、疲労物質を分解するビタミンB1を積極的に摂取しましょう。
ビタミンB1は、玄米や胚芽精米などの精製されていない穀類に多く含まれています。
例えば、白米を玄米に、食パンを全粒粒パンに、うどんをそばに、と置き換えると、ビタミンB1の摂取量が多くとれるようになります。
さらに、ビタミンB1は、豚肉やレバーなどの肉類、ニンニク、大豆などにも多く含まれており、効率よく摂るためにおすすめなのが豚汁です。
さらにネギを加えると、アリシンという成分がビタミンB1と結びついて、より疲労回復に効果的です。
冷房などで、身体の冷えが気になる場合には、ジャガイモ、ニンジン、トマトなどで温かいスープを作ってみるのも良いでしょう。
身体を温めてくれます。
ミネストローネなどがおすすめです。
また、少しのしょうがのすりおろしを入れてみると、心地よい発汗作用が促されます。
梅雨の時期に注意する害虫は?
梅雨の時期に発生する害虫で一番に考えられるのは、ダニです。
ダニは、大きく分けると「ヒョウダニ」「コナダニ」「ツメダニ」「イエダニ」の4種類になります。
いずれも湿度が高くなると増殖する傾向があります。
特に、畳や食品などで広範囲に発生するコナダニと、そのコナダニを捕食するツメダニは高温多湿を好むので、梅雨時期に繁殖します。
コナダニは人を刺すことはありませんが、ツメダニは人を刺し体液を吸うことから、皮膚が赤くなる刺咬被害が発生します。
ヒョウダニは、毛足の長い絨毯やソファ、枕などに多く存在し、人のフケやアカを食べて増殖し、アレルギー性疾患の原因になることも。
また、イエダニも人を刺し、吸血することから皮膚疾患の原因となるとのこと。
ダニに次いで梅雨になると増えるのがコバエ。
主に生ごみや腐った野菜、果物を好むので、温度と湿度が高く、物が腐りやすいと活動も活発になります。
それでは、そうした害虫はどのように駆除すれば良いでしょうか。
まずダニですが、家の中の湿度を上げないようにすることが大事になるので、風通しを良くすることが必要です。
また、掃除機をまめにかけることで、部屋の中にダニの温床となるホコリをためないことです。
次にコバエですが、生ごみをこまめに捨てること、排水口を清潔にすることで、発生しにくい環境を作ることが重要です。
しかし、害虫の発生源を家の中から完全に駆除することは不可能に近いので、掃除をまめにして、清潔に保つことが予防するうえでも大事なことになってきます。
梅雨の時期でも楽しめる方法は?
梅雨の時期は雨が降ることが多いので、濡れたくないからとゴロゴロ過ごす人が多いようです。
それでは、どのように過ごしているのでしょうか?
DVD鑑賞は取り入れやすいものの一つです。
新作をチェックしたり、今まで見たかったけど見てなかったものをみたり、一気にドラマを見るのも良し。
雨が降ったら外出しないという前提で、おやつを用意してがっつり見るのも良いでしょう。
読書をするのも良いでしょう。
コーヒーや紅茶などを飲みながら、本の世界に浸るのも、楽しい時間になるでしょう。
一気に漫画を全巻読んでしまうのも良いかもしれませんね。
家で過ごす機会の多い梅雨の時期は、片づけの絶好のチャンスです。
部屋の片づけはもちろん、夏服への準備も捗るのではないでしょうか。
また、パソコンやスマホの中身を整理するのにもちょうどいいですね。
手の込んだ料理を作ってみるのはいかがでしょう?
こんなときこそ、手の込んだ料理を作って、普段のレパートリーを増やしてみては?
また、作り置き料理などもこの機会に作るのもアリですよね。
梅雨の時期でも、外出して楽しむこともできます。
この機会に、ジム通いを始めるのはいかがでしょう?
トレーニング器具を使ったものだけではなく、ヨガなどスタジオプログラムも充実しています。
また、映画館や美術館も、梅雨時期でも楽しめるスポットの一つです。
開き直って、梅雨ならではの雨に濡れた景色を楽しんでみることもできますね。
梅雨時期に咲く紫陽花を見ることで、憂鬱になった気分も晴れるかもしれません。
まとめ
梅雨の時期は、気分も落ち込みがちですし、体もだるくなりがちです。
しかし、きちんと対策をすれば、梅雨バテも防げることはわかったかと思います。
また、梅雨ならではの、ご褒美もみられることがあります。
梅雨の時期は湿度が高くて蒸し暑いので、蛍が出現する時期でもあります。
早い場所で5月下旬から見ることができ、6月下旬から7月頭までがピークとなります。
場所によっては蛍を見ることができるイベントも開催していますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
1年のうち、短い期間しか見られない蛍を見ることは、もしかしたらいい思い出になるかもしれませんね。