クリスマスがより楽しくなる、「アドベントキャンドル」って知っていますか?
私が知ったのも最近です。
よく調べてみると、「なんてロマンチックで、素敵なイベントなんだろう~」と思い、是非お話ししたくなりました。
これを知っているとクリスマスが何倍も楽しくなりますよ!
そこで、今回は「アドベントキャンドルを灯す意味が素敵!作り方からやり方まで」をテーマに、アドベントキャンドルとは何か、意味についてと作り方とやり方の4つについて、お話しします。
アドベントキャンドルとは?
まず、アドベントキャンドルってどんなものなのか、お話ししましょう。
ドイツのキリスト教の伝道師が始めたもので、ハンブルクにある子供たちの施設が、とても粗末な家だったため、クリスマスまで毎日1本ずつろうそくを灯したといわれています。
アドベントという単語は「到来」を意味するラテン語から来たもので、「キリストの到来」のことです。キリスト教においては、アドベントは人間世界へのキリストの到来、そして、キリストの再臨を表現する意味です。
「アドベントキャンドル」というのは、そんなキリスト到来の期間に灯すキャンドルのことです。
アドベント期間(到来の期間)は、クリスマスの12月25日の週の4回前の日曜日から、クリスマスイブの24日までの4週間のこと、つまりクリスマスの準備期間のことです。
そして、アドベントキャンドルは、その間の毎週日曜日に1本ずつ火を点けるイベントです。
キリストの誕生を待ち望むように、クリスマスまでの4週間をゆっくりと楽しむためのもののようです。
アドベントキャンドルを灯す意味が素敵!
では、アドベントキャンドルを灯す意味についてお話していきますね。
これが、実に素敵!
アドベントキャンドルには、それぞれに名前があり、キリストに因んだ意味があります。
4本は1週目から1本ずつ4週間にわたって灯され、最後に真ん中の5本目はキリストキャンドルと呼ばれ、イブもしくはクリスマスの日に灯されます。
この5本のキャンドルの、名前と意味をお話ししましょう。
1本目「予言のキャンドル」(1・2・3・4週目の日曜日と、当日に灯すキャンドル)
このキャンドルは「希望」を意味します。希望の未来を願って灯します。
2本目「天使のキャンドル」(2・3・4週目の日曜日と、当日に灯すキャンドル)
このキャンドルは「平和」を意味します。家族や世界の平和を願って灯します。
3本目「羊飼いのキャンドル」(3・4週目の日曜日と、当日に灯すキャンドル)
このキャンドルは「喜び」を意味します。日々の暮らしに感謝して灯します。
4本目「ベツレヘムのキャンドル」(4週目の日曜日と、当日に灯すキャンドル)
このキャンドルは「愛」を意味します。愛することに感謝して灯します。
5本目「キリストキャンドル」(当日に灯すキャンドル)
このキャンドルは「イエス・キリストの誕生」を祝福するために灯します。
アドベントキャンドルとは、クリスマスの4週間前から、ゆっくりと時間を掛けて準備をしながら、幸せに生活できることに感謝するイベントなのです。
1か月前からすでにクリスマスは始まっているのです。
アドベントキャンドルの作り方
それでは、アドベントキャンドルをリースで飾る「アドベントリース」の作り方の紹介をします。
意外と簡単ですよ。
クリスマスになると、よく玄関の扉などに飾られているリースを見かけますが、それと同じようにキャンドルをリースで飾ります。
リースの円の形には、「終わりのない」とか、「永遠」という意味もあるようです。
用意するもの(ほとんど100均で揃います)
- リース ・・・・そのままの形のものも販売しています。
- 松ボックリ・・・・5~6個これも販売しています。
- アップルピック・・リンゴの形をした飾り7~9個
- ボール・・・・・・大・小 合わせて20個くらい
- リボン・・・・・・1巻
- グルーガン・・・・1個
- ろうそく・・・・・5本(リースの中に入るサイズ4本・少し大きめのモノ1本)
- トレイ又はお皿・・リースより大きめの丸いモノ
これで準備OK。それでは作り方をご紹介します。すぐにできますよ。
作り方
- 松ボックリをグルーガンでリースに付けます。
- ボールの金具の部分を取り外して、グルーガンでリースに直接つけます。
- リボンを作ってワイヤーでリースに差し込みます。
- リンゴもワイヤー付きならそのままリースに差し込んだり、グルーガンでリースに直接つけます。
- トレイかお皿にリースをのせ、中にろうそく4本をバランスよく配置し、グルーガンで固定します。
※残りの1本のろうそくは、イブ24日か当日25日に灯すため、まん中のスペースを空けておきましょう。
リースの円の形は、「終わりのない」とか、「永遠」という意味もあるようです。
是非、今年は手作りのアドベントキャンドルで、楽しんでみてはいかがでしょうか?
アドベントキャンドルのやり方
では、キャンドルの灯し方をもう一度お話ししますね。
先に書きましたが、キャンドルは1本目から、それぞれ日曜日に灯していきます。
アドベントキャンドルは、最初の1本目は何度も火を灯すので短くなりますし、最後のキャンドルは長く残るようになります。それが特徴です。
一本ずつ灯りが増えて、どんどん明るくなっていくのが、世の中を照らす目的で現れたキリスト到来を盛り上げているようです。
まとめ
今回は「アドベントキャンドルを灯す意味が素敵!作り方からやり方まで」をテーマに4つについてお話ししてきました。
4週間前から、クリスマスを楽しみに待ち望んだ人々の習慣が、「アドベントキャンドル」として今でも受け継がれていたんですね。
クリスマスの楽しみ方がまたひとつ広がりました。
キリストの誕生をお祝いする一年に一度のクリスマスは、世界に浸透し、とても大きなお祭りになっています。
世界中の人々が、この日を家族や恋人と楽しくしあわせに過ごします。
クリスマスという日こそが、イエス・キリストが私たちに贈ってくれた最高のプレゼントなのかもしれません。