毎年2月14日のバレンタインデーが近づくと、スーパーや専門店などの店先はたくさんのチョコレートで溢れ返り、若い娘さんやお子さんたちなど、女性たちがこぞってお気に入りのチョコレートを購入していきます。
お菓子メーカーの販売戦略とわかっていても、やはり購入したくなるのがチョコレートです。

そしてチョコレートといえば、北アルプスで遭難したにもかかわらず、74歳の男性が一週間水とチョコレートだけで生き延び、無事に救助されたというニュースは、耳に新しいかと思います。
その栄養価も高いことから非常食としても大活躍していました。

フクちゃんフクちゃん

そこで今回は、このチョコレートの凄い効果についてと、種類や栄養。鼻血のメカニズムやチョコレートの食べ過ぎとの関係のお話をしていきましょう。

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チョコレートの種類

チョコレートはカカオの種子を発酵、焙煎、磨砕したカカオマスを主原料とし、これにカカオバター、砂糖、粉乳などを混ぜて練り調温して固めた食品のことです。

ビターチョコレート

名前の通り苦いのが特徴です。ミルク(乳製品)が入らず、カカオが40~60%のチョコレートのことです。色が濃く、甘みがほとんどないのがビターチョコレートです。

スウィートチョコレート

一般的なチョコレートで、お菓子作りなどに使用されます。カカオ分50%前後のものをいいます。ビターと同じにミルクは入っていませんが、砂糖が入っているのでビターよりは甘いものになります。

ミルクチョコレート

お馴染みのミルクを含んだチョコレートのことです。カカオ分は少なめで、脱脂粉乳などの乳成分が含まれていますのでまろやかな口当たりになります。苦味はあまりありません。

ホワイトチョコレート

白いチョコレートのことでカカオマスは入っていません。カカオバターとミルク、糖分などから作られるチョコレートです。乳成分を多く含み、苦味はほとんどなくまろやかな味です。

チョコレートの栄養価

チョコレートはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類を豊富に含む栄養バランスのとれた食品です。
とくに注目したいのはカルシウムとマグネシウムのバランスがよい ことです。
確かに脂肪分が多いのですが、その脂肪の質が良質なので(ステアリン酸やオレイン酸)、食べても血中の悪玉コレステロール値は上がらないという調査結果も紹介されています。
また、高カロリーですが、脂肪分解酵素リパーゼの働きを抑え、脂肪が血中に残るのをふせぎます。
そのため体脂肪率は上がりにくくなります。

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鼻血のメカニズムについて

鼻血は脳に近いため、また、顔の目立つところにあるため、出血するととても不安になりますが、鼻の内部の毛細血管が傷つくことで出血する、かすり傷のようなものです。
ほとんど鼻血は、鼻中隔(左右の鼻の穴を分けているところ)にある「キーゼルバッハ部位」というところから出ます。
このキーゼルバッハ部位は、毛細血管が集中しているだけでなく、表面の粘膜も非常に薄くなっています。
そのため、日常生活で起きる些細な衝撃でも鼻血が出てしまうことがあるのです。
多少の鼻血は適切な処置をすれば、心配いらないと思ってください。

チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るって本当?それとも迷信?

子どもの時に「チョコレートを食べ過ぎると鼻血がでる」と、いう話をきいたことはあるでしょうか?
なぜチョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るのでしょうか?
それは、チョコレートに含まれているカフェインが原因です。
カフェインには人間の身体を興奮させる働きがあります。
体が興奮すると、血の巡りもよくなります。
つまり、細い血管に一度にたくさんの血が流れようとして、一時的に血圧が上昇するからです。
このとき、鼻の中の切れやすい血管が切れて、鼻血がでてくるという事らしいです。
ただ、チョコレートに含まれているカフェインの量は、鼻血を誘発するほどの量ではない。という意見も多いようですが、鼻にもともと傷口があれば、その傷口が開いてしまい鼻血が出ることもあるようです。
さらに、都市伝説レベルではありますが、このカフェイン以外に鼻血がでる説があったようです。
日本チョコレート工業史(昭和33年刊行)という本に書かれている内容ですが、明治時代、牛乳を飲む習慣のなかった日本人にとって牛乳を使うチョコレートはあまり喜ばれなかったそうです。
牛の乳を牛の血と聞き間違えられて伝わり、「チョコレートの中には牛の血が入っている」→「チョコレートを食べると血が増える」→「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」とか。
また、昭和30年頃までチョコレートは高級品だったので、「こどもにたくさん食べさせたくない」という母親たちの間でウワサが広まったとも。
当時は正確な情報を得ることがなかなかできなかったため、以上のようなウワサが「チョコレートを食べ過ぎると鼻血がでる」というウワサを生んだようです。

最後にまとめ

今回は、チョコレートの種類や栄養。鼻血のメカニズムや、チョコレートの食べ過ぎとの関係。そんなお話をして来ました。
中でも、チョコレートを食べ過ぎると鼻血がでる?という疑問については、成分的なカフェインにより血流が良くなるためで、特に鼻の内部に傷があったり、鼻の血管が切れやすい人は注意した方がよさそうですね。
チョコレートは口にした瞬間に、甘くとろけるその豊潤でまろやかな舌触りと味覚に、誰もがしあわせな気持ちになります。
もしかしたらアダムとイヴの禁断の果実のように、食べ過ぎてはならないというタブーが、なおさらチョコレートに対するあこがれにつながるのでしょうか。

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