「チョロギ」って知ってますか?
私は何年か前に、どちらかのお店でお食事をしたときに、何かのメニューに添えられていて、おもしろい形をしているピンク色のそれを、お店の人に「チョロギっていうんです。」と教えていただき、初めて「チョロギ」を知りました。
確か酢で漬けたもので、ピンク色で甘酸っぱくてコリコリした歯ごたえがあって珍しい食材でした。
でも、この「チョロギ」って小さいけど優れもので、いろんな効能もあるみたいです。
きっとびっくりしますよ!

フクちゃんフクちゃん

今回はそんな「チョロギとは?おせちの定番の縁起物?起源や意味も知りたい」をテーマに、お話ししますね。それでは早速、チョロギワールドを覗いてみましょう~。

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チョロギとは

チョロギって知らない人も結構いるみたいですね。
中国原産のシソ科の植物で、根の先端にできる3㎝前後の球根で、巻貝のような形をしている、この部分を食用としています。
江戸時代に日本に伝わりました。
チョロギは、高さ60cmほどに育ち、6~7月頃に薄い青紫色の花を咲かせます。
10~11月頃に根にできる塊茎を収穫し食用とします。
日本では、東北地方や京都などで多く栽培されていて、塊茎は長さ1~3cm程度の巻貝のような形をしており、泥を落とすと白いユリ根のような色をしています。
この塊茎を塩漬けにしたり、茹でたりして食べるのが一般的で、ユリ根に似た食感と生姜のようにピリッと辛い味がします。
脳の活性化の薬効が裏付けされていて、脳梗塞や痴呆症に効果があることが明らかになっています。
長寿の薬とも言われ、漢方薬としても使われています。
体温を下げる食べ物としても有名です。

チョロギはおせちの定番の縁起物?

チョロギは、主におせち料理の定番のようです。
中国では昔からよく食べられる食材で、長寿に効果が期待できるといわれ、漢字では「長老喜」と書きます。
この字を見てもわかるように、縁起がよいとされ、おせち料理の食材になっているようです。
おせち料理では、塩に4~5日ほど漬けた後、梅酢やシソ酢に漬けて赤い色をつけます。
赤く漬けられたチョロギは、そのまま単品として用いられるほか、黒豆を煮たものに添えて出されることがよくあります。
「まめに働く」という意味がある「黒豆」と、長寿を願う「チョロギ」を合わせて、「健康でまめに働けるように」という願いが込められているそうです。
  
チョロギがおせち料理に使われるのには、そんな意味があったんですね。
チョロギが「長老喜」という漢字を使うのは、興味深いです。

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チョロギの由来や効能

「チョロギ」という名前は、とてもインパクトがあり愉快ですが、いったいなぜ「チョロギ」なのでしょう。

チョロギの由来

「チョロギ」は、もともと中国南部に分布する多年草で、日本には17世紀に朝鮮半島から渡来しました。
チョロギという和名の由来は、

  • 中国語の 「朝露葱」(チョウロネギ) が日本語読みされたという説
  • 韓国語でミミズを意味する「チョロンイ」が転じたという説
  • 「長老木」や「長老喜」、「千代呂木」などの当て字もあります。

色々な名前の由来があるんですね。人気者なのでしょうか?

それが、こんなに小さいのに、かなり優秀な食べ物なんです。その、恐るべき効能についてお話ししますね。

チョロギの効能

先にも述べましたが、初夏に花を咲かせます。
秋から初冬になると地下茎の先が肥大して塊茎と呼ばれる巻貝のような球根を形成します。
11月頃、葉が枯れてから収穫します。
塊茎および全草を乾燥させたものが、生薬の草石蚕(ソウセキサン)で、長寿の薬とも言われ、漢方薬としても使われています。
風邪・咳に効果があり、熱が出た時などにも、体温を下げる効果があるそうです。
打撲には塊茎をすり潰し患部に塗ります。
このように、強壮作用や鎮咳作用があるそうです。ま
た他にも、脳の活性化の薬効も裏付けされていて、脳梗塞や痴呆症に効果があることが明らかになっています。

まさに「長老喜」です!!おせち料理のレギュラーの理由がわかりましたね。
おせちと言わず、日頃から食べたいです。

まとめ

今回は、おせち料理の脇役「チョロギ」の「チョロギとは?おせちの定番の縁起物?起源や意味も知りたい」に、ついてお話してきました。
チョロギとは、シソ科の植物で、巻貝のような小さな魂茎が食用でした。
長寿を願うために、おせちに料理の黒豆に添えられる名脇役で、縁起物でした。
中国の「朝露葱」が起源でした。

日本のお正月文化のひとつ、おせち料理には、健康や長寿、幸福を願うために、それに因んだ食材が並びます。それらひとつひとつに大切な意味があります。
「チョロギ」も、その例外ではありません。「長老喜」として、最も優秀な長寿の薬でした。
チョロギワールドはいかがでしたか?
これからおせち料理の、黒豆に添えられたチョロギを食べる時には、この小さな脇役の素晴らしいパワーを、ぜひ思い出してください。

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